先日、日本橋高島屋に行ったときに、催事場で開催されていた
高島屋創業180周年記念国立マイセン磁器製作所開窯300年大マイセン展も見てきました。
(会期が昨日までだったので、これから行こうと思った方、ごめんなさい。)
やっぱり、マイセンはすごいなぁと感心しながら、いろいろと勉強になりました。
おそらく、絵付けの技術とかは景徳鎮の上級の職人のほうが上なんじゃないかと思うんですが、
それぞれのデザインの洗練のされていることといったら。
単に私がヨーロッパにコンプレックスがあるからじゃないと思うんですよ。
まあ、「国立マイセン磁器製作所」というくらいですから、
ドイツが国を挙げて学校まで作って技術者を養成しているマイセンと、
小さな工房で作られて、総手工の高級品はほとんどお店に並ぶこともなく売られていく景徳鎮では、
システムがぜんぜん違うので、比べることは出来ませんね。
高級食器として、整然とデパートに並べられているマイセンを見ながら、
素材も、絵付けの方法も、絵の具の種類も数え切れないほどあって、
バリエーション豊かな景徳鎮磁器の器たちは、
買う人がお宝探しをする楽しさがあるんじゃないかなと思っていました。
自分のセンスでテーブルコーディネイトをする楽しみもあるんじゃないかなと思います。