中国茶の中では、あまり一般に知られていない白茶という種類があります。
白茶は、中国茶独特のお茶で専門店以外ではあまり見かけないですね。
茶葉を陰干ししてから、乾燥しただけのシンプルな作り方のお茶です。
香港でよく飲茶と一緒に飲まれていますので、
香港に旅行に行ったことのある方には馴染み深いお茶ですね。
白茶は、身体の熱を冷ますといわれていますので、夏向きのお茶です。
香港でよく飲まれているのもこのためです。
白茶は、白毫銀針(はくごうぎんしん)、
白牡丹(はくぼたん/バイムータン)、
寿眉(じゅび/ショウメイ)の3種類が知られています。
白毫銀針は、大変高級なお茶ですね。
淡く、上品な味わいで、通好みのお茶といわれています。
慣れていない方にはわかりにくいお茶ですし、
高価なので親しみにくいかもしれません。
白牡丹はもう少し親しみやすいお茶です。
淡く煎れるとさっぱりと、濃く煎れると紅茶に近い味わいにもなります。
バラの花と白茶を合わせた花茶もありますね。
寿眉は色も味わいも濃い目で、
お番茶のように飲まれているようです。
飲茶とあわせて飲まれている多くはこのお茶です。
迎茶では、白牡丹をメニューに載せています。
甘い香りで、さっぱりとした味わい。
淡く煎れたときと濃く煎れたときで味わいが違う面白いお茶です。
フードメニューとセットでマグカップで気楽にお飲みいただけるお茶としても、
白牡丹をご提供していますので、ぜひお試しくださいね。